(第5話) 心の蔵
心の蔵を 開くには 仏の知恵の 鍵が要る
心とは不思議なものです。姿も形もありません。しかし心こそ人として 大切なものはありません。
ところが、見えなくても私たちの在るところ、どこにでも付いて はなれることのないのが、この心です。
この心は時にはいろいろな問題を起こします。欲という魔物に よく従いトラブルを起こします。
ゆえに人は時として『無心になれ』といいます。 欲を離れて、心の在るべき姿を時には見つめてみようということです。 決して「心を失え」ということではありません。