金剛寺

金剛寺

(第44話) 禅定三昧ぜんじょうざんまい

心を静かに落ち着かせることを仏教的な言葉で禅定三昧と言います。この考え方は、釈専がお生まれになる前からあったインドの考え方であったと言われており、精神統一することによって「宇宙の真理」を得ようとしていたと思われます。

「心をおちつけ静かに聞こう天地が語る声なき声を」

この殺伐とした社会にあって、時には、自然界の音に耳をかたむけ、「禅定三昧」の時間を日々の生活の中に生かされたらと思います。