(第39話) 命の尊さ(3)
新聞・テレビ等のマスコミで連日のように、自殺関係のニュースが報道されております。ネットによる自殺希望者の呼びかけに応じる若者達又、年間3万人に及ぶ自殺者の報道に愕然とさせられる日々です。なにがそうさせるのですか?生命をどのように考えておられるのか私にはどうしても理解できません。
生命は、自分自身で得たものではないはずです。又、得ようとして得られるものでは無いはずです。
『生命は授かったものです。与えられたものです。』だから大切にし、次の世代におゆずりしなければいけないのです。決して自分の命は、自分のものと考えてはいけないと思うのです。
自分の命は、自分のものとの考え違いから、『自殺』に走るとしたら、それは大間違いなのです。
今、青少年達に『生命』の尊さを学ばせる場が必要とされています。
親は家庭で、教育者は学校で、企業は社会で、宗教家は本堂(布教)で、それぞれの立場と役割のなかで、生命の尊さを学ばせる場作りこそ今求められると思うのですが、皆様はどのようにお考えになりますか。