高知の夏の風物詩「よさこい祭り」の前夜祭が9日、高知市で開かれた。祭りは10、11日の本番と12日の後夜祭を含め計4日間にわたって開催され、市内16カ所の通りやステージでさまざまなチームが演舞を披露し、町を彩る。
よさこい祭りは色鮮やかな衣装に身を包んだ踊り子たちが「鳴子」と呼ばれる木製の打楽器を手に舞うのが特徴。時折小雨が降る中の前夜祭では、昨年入賞した22チームが市中心部の特設ステージで力強い踊りを見せた。
高知市の会社員山中康年さん(52)は「各チームの息がそろった踊りが醍醐味。お酒を飲みながら楽しみたい」と話した。
高知市で開かれた「よさこい祭り」の前夜祭=9日夕
「よさこい祭り」の前夜祭で演舞を披露する、色鮮やかな衣装に身を包んだ踊り子ら=9日夕、高知市