ホンダは17日、子会社の本田技術研究所が開発した再使用型の小型ロケットの離着陸実験に初めて成功したと発表した。北海道大樹町の専用実験設備で同日午後に打ち上げ、ロケットは高度約300メートルに達し、約1分間飛行して着地した。
ホンダは2021年に宇宙ロケット事業に参入すると発表していた。ホンダの三部敏宏社長は「研究段階を一歩進めることができた。人々の時間や空間に新たな価値を提供できるよう、チャレンジを続ける」とのコメントを出した。
ホンダが成功した再使用型小型ロケットの離着陸実験の様子=17日、北海道大樹町
ホンダが成功した再使用型小型ロケットの離着陸実験の様子=17日、北海道大樹町