【ブダペスト共同】柔道の世界選手権第5日は17日、ブダペストで男女計2階級が行われ、男子90キロ級決勝でパリ五輪銀メダルの村尾三四郎(JESエレベーター)が昨年覇者の田嶋剛希(パーク24)を下し、初優勝を遂げた。延長戦の末、指導3の反則勝ち。女子70キロ級は昨年3位の田中志歩(JR東日本)が初優勝を果たした。
村尾は準決勝で一昨年覇者のルカ・マイスラゼ(ジョージア)に一本勝ちするなど5試合に勝利。田中は決勝で世界ランキング1位のララ・ツベトコ(クロアチア)に優勢勝ちし、日本勢2大会ぶりの頂点に立った。
日本は男女で金メダル6個を獲得。7個だった2018年以来の多さだった。
男子90キロ級決勝 対戦する田嶋剛希(右)と村尾三四郎=ブダペスト(共同)
女子70キロ級決勝 クロアチア選手(左)と対戦する田中志歩。初優勝を果たした=ブダペスト(共同)
男子90キロ級2回戦 ウズベキスタン選手(右)と対戦する村尾三四郎=ブダペスト(共同)