64・発電量チェックが日課 掲載日2005/10/1
太陽光発電の室内モニター。9月25日は曇りだったが、7.1キロワットを発電した。
 「きょうはどれぐらい発電したかな」―。マイホームを新築してから、太陽光発電システム(最大出力4.56キロワット)の発電量をチェックするのが、私の日課になった。
  わが家が導入したのはS社製。リビングにある室内モニターのボタンを押すと、その日の発電量が表示される。春先の快晴の日には発電量が30キロワット時を超えたこともあった。雨や曇りの日でも数キロワット時は発電してくれる。
  3月から8月までの月別発電量をみると、4月が667キロワット時で最も多く、7月が480キロワット時で最少だった。暑くなると発電効率が悪くなると聞いたが、その通りの結果となった。
  私は1カ月の発電量が出ると、「太陽光発電所ネットワーク」という団体のホームページにアクセスし、発電量を入力。その結果から「わが家の太陽光発電は順調に発電しています」と妻に報告している。私の強い要望で高額な太陽光発電を導入したため、その正当性を常に主張する必要があると思うからだ。
  同ネットワークには、太陽光発電施設を持つ全国の約1000人が会員として所属。私も設置前に入会した。この時は、どのメーカーの太陽光発電を購入しようか迷っていたので、事務局に相談して、最終的に工務店も推薦していたS社製を選んだ経緯がある。
  設置後は、毎月の発電量を入力して「PV健康診断」を実施。会員のデータから、わが家の発電量を、全国・県平均値や、各自の設置状況に応じた推定発電量と比較して、システムの稼働状態を診断している。
  わが家の場合、発電効率の高い種類を選んだこともあり、毎月の発電量は、県平均や推定発電量に比べ、2割前後も多い。「この調子でいつまでも健康に」と願っている。

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