39・プロの手で満足いく庭 掲載日2005/4/9
レンガの門柱と木製門扉が特徴のわが家の門
 昨年初め、アパートで見ていたテレビ番組に高崎市の造園会社が登場した。同社が「公共工事に頼らず民間の仕事で頑張っている」と聞き、私はその場で、庭や駐車場などを造る外構工事を同社に頼もうと決めた。
  当時は建築を依頼する工務店にめどが付き、外構工事のことも考え始めていた。しかし、工務店探しで疲れ切っていたので、再び業者探しをするエネルギーはなく、この情報に飛び付いた。
  早速、同社を訪問。営業部長からいろいろ話を聞いた。外構工事は、家が完成してから着手する人が多いが、駐車場や水道メーターの位置など、外構も考慮して家の計画を進めた方がいい、とアドバイスを受けた。
  私は、家の設計図を基に外構プランと見積もりを依頼。営業部のSさんが、わが家の担当となり、2月中旬に第1回の提案を受けた。素人では思いつかないようなすてきなプランに、私と妻は一目で気に入った。
  しかし、見積もり額は約280万円(境界塀工事別)。ここでも価格という大きな壁が、前に立ちはだかった。前回、営業部長から、一般的に家に多く資金を使うため、外構にまで資金が回らない人も多く、外構工事費は「平均して150万円ぐらい」と聞いていたので、高額の提案に驚いてしまった。
  この時は、まだ工務店とは契約前。まだ時間的な余裕もあり、家のプランが決まってから、価格を下げて再提案をしてもらうことにした。
  その後、色や外観など家のイメージに合わせた外構プランが完成。最終的に境界のブロック・フェンス工事も含めて約283万円の工事費がかかった。
  金額は高かったが、レンガを使った門柱、オリジナルの木製門扉、バランスのいい植栽―など、満足できる庭になった。経費削減のため、植栽は自分たちでやろうと、妻と話し合ったこともあったが、結果的にプロに任せて正解だった。説明も丁寧で、全体を通じて“納得価格”だったと思う。

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