 |
| 1年間有効の「傷害保険」と「賠償責任保険」に加入できるTSマーク |
先月、自転車同士の事故に遭った体験を報告したが、私は“無保険”状態だった。自転車保険に入ろうと思いながら、つい先延ばししていた。県民共済には入っていたが、通院日数が短く対象外。相手の女子高生は自転車での傷害保険などを含む「こども総合保険」に加入、けがの治療はカバーされたようだ。
大けが、後遺症など深刻な事態に至らなかったが、紙一重で陥っていた可能性はあった。事故を契機に自転車保険について調べ、加入した。
保険会社が扱う自転車総合保険では「賠償責任2000万円、本人死亡1000万円」で個人加入なら1960円(年払い)、家族全員が対象の家族型で3480円(同)だ。一時は10社超が扱っていたが、現在は数社。私が加入した社も来年から取り扱いをやめるという。保険代理店によると「自転車を押して事故に遭うと歩行者扱いで、自転車総合保険の対象外。より幅広い補償、高い賠償額のある傷害総合保険という選択肢を用意している」と説明する。
自動車の「車検」に似た自転車の制度もある。整備と付帯保険がセットになった「TSマーク」だ。このマークがある自転車なら、借りて乗った人が事故に遭っても補償される。自転車安全整備士がいる自転車店、量販店で点検整備してもらうことが必要。これで1年間有効の傷害保険と賠償責任保険(限度額2000万円)に加入できる。点検料金はそれぞれの店によって異なるが、保険料込みで2000円台という店もあった。
全国で昨年起きた自転車同士の事故は4322件。10年で6.5倍に増えた。自転車と歩行者の事故も4.5倍の2942件だ。自転車保険は必須の時代だと思う。
|