中高年からのスタート(27)もしもの「自衛策」 ヘルメットは命綱 掲載日2009/06/11
前橋育英高の脇を南下すると利根川自転車道に一部未開通区間がある。雷電神社近くの住宅街を走って再び、自転車道に戻らなければならない。先月下旬、この辺りで自転車同士の事故を起こしてしまった。  私は自転車で北上。自転車道が途切れるため、左折しようと十字路に進入したところ、出合い頭に女子高校生の自転車と接触してしまった。女子高生は坂道を勢いよく下り、速度が出ていた。私も坂を上ろうと力強く踏み込んでいた。女子高生に気付き、ブレーキを思い切り握ると、私の体がふわりと浮いた。間もなく、右肩が路面に打ち付けられ、Tシャツには摩擦で穴が開いた。ヘルメットは路面にこすり付けられ、ザザッと音を立てた。どうも逆立ちしたような格好になったようだ。  女子高校生も勢い余って転倒。左ひざから鮮血がにじんだ。私は擦過傷8カ所、全治10日の軽傷。女子高生は左脚挫創(ざそう)でやはり10日のけが。自転車は双方、ほとんど傷んでいなかったが、私はメガネが壊れ、よく見るとヘルメットも割れていた。  本当に「ヘルメットは命綱」だ。6年ほど前にも同じような体験をしている。自転車で軽ワゴン車と激突、ヘルメットをかぶっていた私の頭は無事で、頸椎(けいつい)ねんざで済んだ。翌日には出勤できるほどのけがだった。  速度をもう少し落としていれば事故は回避できたかもしれない。だが、長く乗っていれば、転倒したり、何かに衝突することもある。その際、被害を最小限にとどめるのはヘルメット、手袋。それから肌をあまり露出しない服装など「自衛策」が大事なことをあらためて痛感した。


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