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| 赤城山の南面を自転車で走って出合った木橋=前橋市粕川町 |
中高校生にとってママチャリ(軽快車)は通学に欠かせない相棒。少なからず愛着もあるだろう。でも、自転車好きなおじさんから見ると「通学距離が長いなら、もっと軽くて、速く走れる自転車もあるのに。クロスバイクやロードバイクを選択肢に入れないのは残念」という思いがある。
以前、中高校生を対象に自転車を見直す機会、通学の思い出として「赤城山自転車登山大会」というイベントを開いたらどうだろう―とコラムで書いたことがあった。ママチャリで標高何メートルまで上れるかを証明してあげるという企画案だった。
前橋市と富士見村が今月5日に合併、山頂の赤城大沼も前橋市になった。言ったきり、実際に走っていないのでは説得力もない。ここは勝手に合併を記念してママチャリで赤城山に上ることにした。
私の自転車通勤歴は8年になった。ツール・ド・草津では“平均的”な成績。標高差800メートルを1時間前後で走れる。これまで自転車で数回、赤城・新坂平(標高1400メートル)まで脚を路面に付かずに上れた。使ったのはマウンテンバイクやロードバイク。ギアが多段階あるので、急坂でもさほど苦もなく走り切れた。
今回は自転車の性能の差をまさに実体験することになるだろう。乗るママチャリは3段切り替え、車重約15キロ。サドルを換える程度の調整はするが、ほぼ娘が通学に使った状態で臨むつもりだ。
さて標高何メートルまで行けるか―。赤城の坂道にへばり付きながら、ママチャリが主流である日本の自転車事情をサドルの上でじっくり考えたい。
この“挑戦”に興味を示す社内協力者が現れた。6月14日午前10時、前橋市富士見支所をまず2人でスタートする。
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