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| 自転車道は歩行者専用でもある |
健康、環境、お財布にも優しい自転車。いろいろな追い風を受けて利用者も急増している一方、風当たりも強くなっている。玉村町に住む70代の男性から「散歩していたら、自転車にどけ、どけ―と怒鳴られ不愉快。最近の自転車はマナーがなっていない」とおしかりをいただいた。
この男性は、利根川右岸の玉村町東部スポーツ広場公園と近くの自転車道を散歩コースにしている。最近1カ月で2回も怒鳴られたとのこと。周辺では3年ほど前から、堤防工事と自転車道整備が進行中。竹の根などで、でこぼこだった路面はきれいに舗装され、うっそうとした竹林も切り開かれ、明るい雰囲気になった。だが、これでスピードを出す自転車が増えたのだという。
「高い土手だから、転げ落ちたら、けがをする。自分より高齢のお年寄りは、怖がってサイクリング道で散歩をしなくなった。最近、特に自転車が増えて歩きにくい」
一方、自転車側にも悩みがある。「二、三人で道いっぱいに広がって歩かれると、通りにくい」「犬連れの散歩は要注意。長いひもが自転車にからまって転倒した人がいた」と訴える。
通称「自転車道」「サイクリング道」というが正式には「自転車・歩行者専用道路」。自動車、バイクが走れないだけで、歩行者優先が原則なのは言うまでもない。
道路交通法では自転車は軽車両。だから自転車が一般道を走る時は、車道で左側通行が原則。戦後、自転車が「歩道を走っても可」という路線が整備、拡大され、いつしか「自転車は歩道を走るもの」というような誤解が広まってしまった。
ちなみに馬も道交法では軽車両。自転車道では、自分が馬に乗っているくらいの謙虚さが必要かも。
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