中高年からのスタート(18) ダイエット・下 体重の推移グラフ化   掲載日2009/04/02
自転車通勤の途中に見かけた菜の花。四季を感じ、風景が変わると継続する意欲もわく

ダイエット法に無知だったころ、体に付いた脂肪を減らすには、「脂質を取らなければいいんだろう」と思っていた。コロッケや空揚げ、マヨネーズに脂身の豚肉―脂っぽい食べ物を極力避けてみた。しかし、これは誤りだったようだ。
 減量の王道は、体が必要とする栄養分をバランス良く取ることが大前提。健康を維持しながら、体を動かすエネルギーとなる糖質を減らすことだった。
 参考にしたのは女子栄養大の監修本。同大の創設者、香川綾さん(故人)は計量カップ・スプーンを考案、「栄養学の母」とも呼ばれる。本県にもゆかりがあって戦時中、大胡町(現前橋市)に疎開しながら栄養学を学生に教えていたそうだ。
 彼女が提唱したのが4群点数法。食品を第1群「乳製品・卵」、第2群「肉類・大豆」、第3群「野菜・果物」、第4群「穀物・砂糖」に分類。80キロカロリーを1点として、第1―3群はそれぞれ3点以上。残りを穀物類で取り、20点(1600キロカロリー)になるように整える。
 1970年に提唱された4群点数法は、私のような栄養学の門外漢にも、理解できるようにと考案された。基本は乳製品、肉類、野菜をきちんと適量取って、ごはん・パンなど穀物の量で体重をコントロールする。1点の分量を体得できれば、おおよそのカロリー計算ができるというわけだ。
 減量の理屈は分かった。1カ月間の食事を記録し、おおよその摂取カロリーも分かった。でも、一番肝心なのは、節制を継続すること。私の場合、体重の推移を大きなグラフにした。その日の走行距離や運動量も書き込んだりした。目に見える記録があると、人はがんばれるものだ。このごろは「レコーディングダイエット」というらしい。


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