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| ツール・ド・草津では優勝者の派手なシャンパンファイトも行われた |
佐渡島を一周すると、約210メートル。前橋―東京往復と、ほぼ同じ距離だ。でっかい島を自転車でまるごと一周する。そんな第1回ロングライド大会が今月28日、開かれる。季節といい、距離といい、これは参加するしかないだろう―。
ロングライド大会と銘打っているが、この大会は人気上昇中の「センチュリーライド」の一つといえそう。センチュリーの意味は百マイル(約160キロ)で、長い距離を、競走よりも、自転車に乗る楽しみを優先して、みんなでわいわい走るイベントだ。それぞれのペースで、走れる距離を選んでエントリー。ハワイ・オアフ島で開かれるセンチュリーライドには、日本から約2000人が参加。ホノルルマラソンの自転車版のようになっているという。
ハワイは遠いが、佐渡島なら隣県。無理すれば一泊二日で行けないことはない。コースは36キロ、80キロ、110キロ、210キロの四つ。今月、ツール・ド・草津で足がけいれんしたことなど、すぐに忘れて、無謀にも最も長い210キロに申し込んでしまった。「日本最長距離」といううたい文句に、つられたわけだ。
スタートは午前6時。二つのチェックポイントをクリアし、12時間後の午後6時までに再び出発地点に戻ればよい。単純計算で平均時速17.5キロ、このペースで半日走り続けられれば、ゴールにたどり着く…はずだ。
佐渡島に渡るには船が、島では宿が必需品。大会は観光振興と密接にからむ。実際、自転車好きを狙ったこの種のイベントは、競い合うように開かれている。
ツール・ド・草津を例にとれば、エントリー1200人のうち、最も多いのは東京都民。選手だけでなく、家族や仲間も宿泊するとなれば、草津町は潤う。草津での表彰式後には豪華賞品が当たる抽せん会が開かれる。「大会参加費でもうけようとは思わない。選手をもてなし、また来てもらうことが狙い」と大会関係者は語った。
佐渡島のもてなしはどうか。記事とブログ(http://jomo.kazelog.jp/)での実況も予定している。 |