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| クイックレリーズ付きなら前後輪を楽々、車体から外して簡単にパンク修理ができる |
自転車に乗り始めて最も気掛かりだったことが「パンク」だった。どれくらいの頻度で発生するのか、修理は簡単にできるのか―。心配は尽きなかった。
なにせ自転車通勤。定刻までに会社に着かなければ、周囲の理解を得られない。悠長にパンク修理して遅刻してしまっては、「自転車通勤なんてするから」と言われてしまう。
3年半の経験からすると、パンクは年3、4回。いつも出勤途上というわけでなく、帰宅途中に発生することも。会社の駐車場に置いていたら、帰るころに空気が抜けていたことも2回あった。年数回の発生は、当初心配したほどの回数ではなかった。
年数回とはいえ、パンクへの備えは常に必要だ。背中のデイパックには、携帯用空気入れ、替えチューブ、簡単な工具が入っている。パンク穴を見つけてパッチをのり付けするのは、面倒なので、チューブごと替えてしまう。
ママチャリなど実用車では、車体からタイヤを外すのに手間が掛かる。しかし、マウンテンバイクやロードバイクは、クイックレリーズが主流。ワンタッチで、簡単にタイヤが外れる。少し慣れれば、10分程度で修理完了。ちょっと時間に余裕を持っていれば遅刻することはまずない。
自転車を新たに購入するなら、着脱がワンタッチのクイックレリーズ付きかが注目点。前輪が外せると、容易に乗用車などにも収納できる。前後輪外すと、輪行袋に入れて電車などで移動、自転車と電車を組み合わせた旅をすることもできる。そして、何よりもの効果は、パンク修理を自分でする気になることだ。
恥ずかしながら、40歳過ぎまで、自分でパンク修理など、したことがなかった。やってみると、不思議なことに、今まで以上に自転車に愛着がわく。私でもできるのだから、女性でも何とかなると思う。パンクが怖くなければ、行動範囲がぐっと広くなるのは間違いない。 |