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| 天狗山レストハウスをスタートする選手たち=2004年のツール・ド・草津から |
元日の年賀状に交じり、「ツール・ド・草津」のお誘いが草津町から今年も届いた。三年前に初参加しただけで、ごぶさたしていたが、今月16日には久々に雪の回廊を走るつもりだ。
レースは草津スキー場の天狗山レストハウス前を起点に、湯畑をぐるっと回り、レストハウス前に戻り、そこから白根山頂を目指す。総距離18キロ、標高差約800メートルのヒルクライム(山登り)だ。アマチュアレーサーにとっては自転車シーズンの始まりを告げる。11年前、わずか二百数十人で始まったが、今では千人超の出場者を集める大会に成長した。わざわざ坂道を自転車で上るなんて−と思う向きもあるだろう。ロープウエーを横目に谷沿いの急坂を走るのはまさに苦行。心拍数が上がり、息は切れ切れとなる。出場者によると「その苦しさがいいんだよ」という。まだ、一度しか走っていないので知ったかぶって言えないが、体験してみて、その意味が少しだけ分かった。
レースには、中高年の参加者が結構多い。上り坂だから事故を起こしてけがをするようなことはない。自分の体力、気力と向き合って黙々とこぎ続けるだけ。自分との闘いなのだ。今回、私の出場のもう一つの狙いは「体力測定」。坂を上るレースでは自転車重が非常に重要になる。最軽量自転車は、たぶん七キロ台。マウンテンバイクでも10キロ台のものがある。「 自転車が1キロ軽くなると、車体価格は10万円上がる」といわれる。それなら、体重を落とすほうが、ずっと経済的で効率的だと悟った。3年前、私の体重は72キロ、車体重含め計86キロあった。今はロードバイクに乗り換え、自転車・体重合わせ5キロは軽い。前回、1時間7分かかったが、机上の計算だと6%軽くなっており、1時間3分でゴールできるはずだ。加齢による衰えか、3年間のトレーニング効果か。草津を走る日をイメージしながら、自転車通勤に汗を流している。 |