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| 体重を記録した紙は15枚続きの巻き紙となり、長さは5メートルを超えた。記録することで、自分を律することができた |
消費カロリーを増やせば、やせられる。ビールをがまんすれば、もっと効果が出る。そう分かっていても、ビールはやめられなかった。しかし、自転車通勤を継続することで、ダイエットは一応成功した。その時、私の支えになったのは、一枚の巻き紙だった。
体重を減らす決意をしたのは4年前。5歳の娘から「お父さん、ビール飲みすぎ、太りすぎ」というありがたい川柳を贈られた。それからだった。ダイエット本を片っ端から読んだ。
時間当たり消費カロリーが多いのは水泳だ。1時間で約1000キロカロリーとある。時間を見つけてはひたすら泳いだ。しかし、水泳は週3回が限界だった。寒くなると足もプールから遠のき、その代わりといっては何だが、通勤に自転車を使うことを思い付いた。
自転車の消費カロリーは時間300―500キロカロリーと軽度だが、毎日必ず通勤で乗る利点がある。一念発起して体脂肪測定機能つきの体重計を買った。体重82.6キロ、体脂肪率はなんと30%あった。毎日、体重と体脂肪率をグラフに記入。食べ過ぎた次の日は、必ずグラフが跳ね上がる。休日と平日では食事時間が変化するので、1日で1キロ前後の増減も。増えると、運動しようという気になり、また、記録することで暴飲暴食に対して抑止効果がでた。
そのうち、グラフに泳いだ距離を記入しはじめた。次いで、自転車の走行距離になった。自転車の速度メーターはダイエットには効果大だ。最も安いものなら2000円台で手に入る。時速のほか、累積走行距離や平均時速も出るのがうれしい。付けたばかりのころは、メーターばかり見ていて、ぶつかりそうになったこともあったが、何よりも自転車に乗る励みになった。
体重グラフは2002年5月から1年半つけ続けた。ほぼ1年にわたり、月1キロの緩やかなペースで体重が減り、70キロで横ばいとなった。 |