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世界遺産 富岡製糸場と絹産業遺産群

養蚕人材育成拠点に 空き家養蚕家屋内覧会 富岡 

更新日時:2017年3月29日(水) AM 11:00
 群馬県富岡市は28日、昨年から改修していた同市南後箇の空き家養蚕家屋の完成内覧会を開催。富岡製糸場創業の1872年ごろの建築で、地域おこし協力隊員が4月から生活して蚕を飼い、養蚕に取り組む人材育成につなげる。

 市は昨年、改修希望のあった空き家8棟の歴史や現状を判断し、改修した物件の所有者と11年間の賃貸契約を締結。

 建物は木造2階建て335平方メートル。10年ほど空き家だったが、養蚕家屋に特徴的な換気用の越屋根や2階蚕室が良好に残る=写真。玄関部の土間に物置やトイレを設け、窓を木枠製に変更。2階には筋交いを入れ、床に合板を張り耐震化した。総事業費は3500万円。

※詳しくは「上毛新聞」朝刊有料携帯サイト「上毛新聞ニュース」でご覧ください。

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