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世界遺産 富岡製糸場と絹産業遺産群

弥平旧宅に興味津々 1都3県から絹遺産ツアー 

更新日時:2017年10月28日(土) AM 11:00
 群馬県と埼玉県の7市町の絹遺産を広域観光につなげる「上武絹の道」事業の一環で、世界文化遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」などを見学するツアー(NPO産業観光学習館など主催)が27日、初めて開かれ、県外から訪れた40人が群馬県の絹遺産へ理解を深めた。

 東京都と埼玉、茨城、千葉の3県からの参加者は、東武鉄道の貸し切りスカイツリートレインに乗って伊勢崎駅に到着。昼食の後、伊勢崎市境島村の田島弥平旧宅を訪れ、解説に耳を傾けた。

 その後、安中市の碓氷製糸を見学し、同市の温泉旅館に宿泊。28日は、下仁田町の荒船風穴や富岡市の富岡製糸場、藤岡市の土と火の里公園などを訪れる。

 絹産業に興味があって参加したという西垣昌彦さん(60)=埼玉県越谷市=は「これだけ大規模な蚕種製造の遺産はやはり珍しい。明日の荒船風穴も楽しみ」と目を輝かせていた。

※詳しくは「上毛新聞」朝刊有料携帯サイト「上毛新聞ニュース」でご覧ください。

田島弥平旧宅を見学する参加者

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