色鮮やか1000個の繭玉 製糸場に展示 甘楽富岡蚕桑研究会
更新日時:2019年1月13日(日) AM 06:00
地元の養蚕農家ら25人で構成する甘楽富岡蚕桑研究会(高橋純一会長)は12日、群馬県富岡市の富岡製糸場東置繭所で繭玉の飾り付けを行った。20日まで展示している。
繭玉飾りは繭の豊作を祈願する伝統行事で、かつて養蚕農家が各家庭で小正月に行っていた。米粉を丸めて作った白や緑、ピンク色の繭玉1000個を、会員や観光客が高さ約4メートルのヤマクワの枝先に一つ一つ丁寧に付けた=
写真。
同会は、製糸場の世界遺産登録を願って約15年前に繭玉飾りを始めた。高橋会長は「今年も養蚕農家にとって良い年となり、製糸場来場者も増えることを願っている」と話した。
※詳しくは
「上毛新聞」朝刊、
有料携帯サイト「上毛新聞ニュース」でご覧ください。