登録3周年を記念「高山社」ポスター 西日本で重点掲示
更新日時:2017年6月30日(金) AM 11:00
世界文化遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」の登録3周年を記念し、群馬県藤岡市は高山社跡のPRポスターを作製した=
写真。高山社の卒業生の出身地や授業員の派遣先として多かった西日本で重点的に掲示した。市教委文化財保護課は「高山社から養蚕を学んだ人たちの子孫の関心を高めたい」と意図を説明する。
「近代養蚕法の
泰斗 高山社」と題したポスターは、授業風景の写真を前面に押し出すことで、教育機関であったことを強調。300枚作製し、全国の道の駅や生涯学習センターでの掲示を依頼した。
このほか、2日に東京・銀座の「ぐんまちゃん
家」で資料展示や、まゆダーマンが出演するイベントを予定している。
昨年度の高山社跡の入場数は2015年度比約4割減で、同課は「ほかの3資産と差別化を図りながら、来場者の掘り起こしに努めたい」としている。
※詳しくは
「上毛新聞」朝刊、
有料携帯サイト「上毛新聞ニュース」でご覧ください。