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加古川小２女児刺殺疑いで再逮捕「黙秘します」１７年未解決

更新日時：2024年11月27日(水) PM 05:12

　兵庫県加古川市で２００７年に小学２年の女児を刺殺したとして、県警は２７日、殺人容疑で勝田州彦容疑者（４５）を再逮捕した。県警によると容疑者は認否について「黙秘します」としている。０４年の女児殺害事件で服役中の今月、０６年の同県たつの市の女児刺傷容疑で逮捕されていた。１７年間未解決だった刺殺事件は重大局面を迎えた。県警は連続女児襲撃事件とみて全容解明を急ぐ。

　再逮捕容疑は０７年１０月１６日午後６時５分ごろ、加古川市の小学２生の女児＝当時（７）＝宅の玄関前付近で、女児の胸などをナイフで突き刺して殺害した疑い。容疑者は当時２８歳で同市内に住んでおり、無職だった。県警は２人に面識はなかったとみている。

　女児は自宅近くの公園で遊んだ後、自転車で自宅へ。家の脇に自転車を止めて玄関に入る直前に刺され死亡した。搬送時に意識があり、救急隊員に「大人の男」に刺されたと話した。死因は失血死で胸と腹に１カ所ずつ刺し傷があった。県警は傷の状況からナイフは薄い片刃とみている。