大相撲九州場所14日目(23日・福岡国際センター)琴桜と豊昇龍が1敗を守って首位に並び、優勝争いは2大関に絞られた。両者は千秋楽結びの一番で対戦する。千秋楽相星決戦は昨年初場所の貴景勝―琴勝峰、大関同士では2003年名古屋場所の魁皇―千代大海以来となる。
琴桜は大の里との大関対決を上手投げで制し、豊昇龍は関脇霧島をつり出した。大の里は6敗目、霧島は負け越し。
関脇大栄翔は隆の勝を突き落とし、勝ち越しを決めた。両小結は若元春が9勝目、正代は腰砕けで10敗目を喫した。
十両は金峰山が11勝3敗で単独トップ。
豊昇龍(左)がつり出しで霧島を下す=福岡国際センター