【モスクワ共同】ロシアがウクライナに大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射したとの情報が広まった21日、モスクワで記者会見中だったロシア外務省のザハロワ情報局長が電話を受け、相手の男性が「欧米メディアが報じている弾道ミサイル攻撃について、われわれはコメントしない」と話す声がマイクに拾われる一幕があった。
ザハロワ氏の会見後の説明によると、同氏は会見前にインターネット上で情報が錯綜するミサイル情報について専門家に照会。その専門家から「外務省としては回答しない」との電話を受けたと語った。
ロシア外務省のザハロワ情報局長=9月、モスクワ(タス=共同)