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竹本さんと弟子たち合同のオブジェ「繭幻想」
ちりめん素材にオブジェなど100点 竹本さんら作品展 高崎
掲載日2010/06/10
高崎市金古町の日本絹の里で「ちりめん創作人形展〜記憶のかたち〜」が来月12日まで開かれている。県作家協会理事で市内に工房を構える人形作家、竹本京さんと弟子の作品約100点が展示され、訪れた人たちが優しい雰囲気の人形や絹でできた大きなオブジェに見入っている。
天然素材・絹の魅力を人形を通じて楽しんでもらおうと、2004年から1年おきに開かれている。
人形の顔や衣服は「しぼ」と呼ばれる表面の凹凸が特徴のちりめんが素材で、柔らかさが人形の表情に表れている。竹本さんの作品「午後の路地裏」は、お年寄りが団らんする懐かしい風景を再現、楽しい話し声や笑い声が聞こえてきそうな雰囲気を醸し出している。
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