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枝垂桑に土をかける和田宮司(左)と小林理事長(中)、総代の本多さん
養蚕の発展祈り神社に桑を植樹 蚕糸絹業開発協組 陛下即位20年を祝う 安中
掲載日2010/04/26
日本蚕糸絹業開発協同組合(小林幸夫理事長、高崎市問屋町)は、養蚕信仰の社として知られる安中市鷺宮の咲前神社(和田雅之宮司)に枝しだれ垂桑2本を奉納し、記念植樹をした。
天皇陛下の即位20年を祝って企画。同組合が神社拝殿にかける国産絹製の門帳絹を奉納したのに合わせ、神事と植樹を実施した。
和田宮司と小林理事長、氏子総代の本多孝雄さんが声をそろえて土をかけると、出席した関係者約10人から拍手が起こった。和田宮司は「日本の産業の原点である養蚕の発展を祈ります」とあいさつした。
枝垂桑は観賞用で蚕の餌には向かないが、葉が垂れ下がる姿が珍しく、参拝客の目を楽しませそうだ。
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