上毛新聞社「21世紀のシルクカントリー群馬」キャンペーン

繭倉庫でシャンソン　富岡製糸場　長谷川きよしさん歌う

掲載日 2009/10/06
富岡製糸場を愛する会（高橋伸二会長）主催のシャンソンシルクコンサートが３日、富岡市の旧官営富岡製糸場で開かれ、高崎市新町在住のシャンソン歌手、長谷川きよしさんの歌声が東繭倉庫に響いた。
多くの人が集い、製糸場をより身近な存在として愛着を持ってもらおうと企画。会員を中心に市内外から約３００人が詰めかけた。
会場を埋めた人たちは、かつて同製糸場建設の指揮をとったフランス人技師、ポール・ブリュナに思いをはせながら、長谷川さんの弾き語りにじっくりと聴き入った。
演奏後には富岡市南蛇井出身で、元宮内庁紅葉山御養蚕所主任の佐藤好祐（よしすけ）さんが「美智子さまと養蚕とのかかわり」と題して講演した。