上毛新聞社「21世紀のシルクカントリー群馬」キャンペーン
伊勢崎銘仙などに見入る人たち
県産織物や衣類など展示 横浜で開国博群馬ウイーク
掲載日・2009/06/09
横浜開港150周年を記念した「開国博Y150」で、生糸の輸出拠点だった横浜港と本県とのかかわりを紹介する「横浜につながる絹の道展・群馬ウイーク」が8日、横浜市の赤レンガ広場で始まった。
会場の赤レンガ倉庫1号館では、本県産の生糸を輸出した横浜港の歴史的意義を示すパネル、年表などを展示。名産の桐生織や伊勢崎銘仙、富岡製糸場の建造物模型が見学者の注目を集めている。
同市鶴見区から訪れた小松原キヨさん(83)は「大正生まれの私にとって銘仙はよそ行きの着物。群馬に旅行した時、銘仙の小物を買った」と思い出深そうに話していた。
隣接する都市交流広場では同ウイーク中、県内の12業者が出店し、シルク素材の入った衣類、食品などを陳列。「食べてって」などと勧める業者の威勢のいい声が、雰囲気を盛り上げている。
群馬ウイークは14日まで。午前10時―午後8時。入場無料。
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