上毛新聞社「21世紀のシルクカントリー群馬」キャンペーン

シルクカントリー群馬
Silkcountry Gunma21
シルクカントリー群馬イメージ
ユーモアたっぷりのトークで来場者を楽しませた小沢昭一さん小沢昭一さんの軽妙な語り口で盛り上がった会場
ユーモアたっぷりのトークで来場者を楽しませた小沢昭一さん  小沢昭一さんの軽妙な語り口で盛り上がった会場

小沢昭一的俳句のこころ ユーモアたっぷりにトーク 句作がストレス解消
 シルクカントリーin桐生
掲載日・2009/02/22
 「小沢昭一的俳句のこころ」では、俳優で俳人でもある小沢昭一さんが登壇し、句作と脳の働きとの関係について語った。ラジオなどでもおなじみの明るく親しみやすい語り口に、地元住民らが詰め掛けた会場は大いに盛り上がった。
 小沢さんは四十年来、仲間たちと毎月句会を続けているという。月に一度の句会で「精神上のわだかまりをトイレに行くのと同じように俳句で“流して”いる」と、句作が日々のストレス解消となっていると語った。
 「俳句をやる人はみんな長生きだ」とも指摘。「『もうじき死ぬ』とか俳句にしながらなかなか死なない」と会場の笑いを誘った。
 医療機関の研究結果を基に、句作に認知症予防の効果があることも紹介。「ちょっと頭をひねり、考えることが大切」と来場者に俳句の楽しみ方を解説した。その上で「絹ずれの音の淡さに桐生春」と詠み、人間味あふれるトークを締めくくった。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------