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ユネスコ事務局長と会談へ 渡仏の富岡市長遺産登録アピール
掲載日・2008/11/21
 日仏交流百五十周年に合わせた富岡市教委のパリ、リヨン市民ツアーの日程が固まり、渡仏する岩井賢太郎市長は二十四日、パリの国連教育科学文化機関(ユネスコ)本部で松浦晃一郎事務局長と会談する。旧官営富岡製糸場の世界遺産登録を目指す地元の取り組みや、登録をめぐる世界の動きなどについて情報交換する見通し。
 一行は市民、行政関係者ら二十五人で、中心となる市民団の渡航は二十三―三十日。パリでユネスコ日本代表部の山本忠通大使やユネスコ世界遺産センターを訪ね、登録をアピールする。
 製糸場創建や生糸取引で関係の深かったリヨンでは、市内の第三区区長と面談し、市民交流会を開く。岩井市長によると、十月に渡仏講演した富岡製糸場総合研究センターの今井幹夫所長を通じ、同区長から友好提携の打診があったという。

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