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「月影の舞」を奉納する女児たち
「月影の舞」を奉納する女児たち

繭の豊作願い「お十夜」 富岡・龍光寺 天童姿の6人が舞奉納
掲載日・2008/11/15
 富岡市富岡の龍光寺(神宮正道住職)で十四日、念仏を唱える法要「お十夜」が開かれ、参拝する市民でにぎわった。
 参拝客は、無病息災に御利益があるとされる小豆の「お十夜粥(がゆ)」を境内ですすり、繭などの形の飾り物がついた笹飾りを受け取った。本堂では、冠、装束を着けた天童姿の女児六人が「月影の舞」を奉納した。
 神宮住職によると、お十夜の元は十日十夜の修行で、二百年を超す歴史を持つ。粥を食べた箸(はし)を持ち帰り、蚕の上蔟に使うと繭が豊作になったとされ、農事の祭りとしても地域に親しまれている。

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