上毛新聞社「21世紀のシルクカントリー群馬」キャンペーン
会員たちの作品が展示された会場
織物の魅力感じて きょうまで伊勢崎 壁掛け、帽子など展示
掲載日・2008/10/26
伊勢崎市の織物ボランティアグループ「楽織(たのしい)会」(藤川礼子会長、二十八人)による織りの魅力展が二十五日、伊勢崎市の絣(かすり)の郷(さと)で始まった。絹を中心に会員が手作りした作品や昔の銘仙などが展示されている。二十六日まで。
この会は、前年度まで活動していた「絣の会」を母体に発足。会員たちが織物制作を楽しむ傍ら、小学生の機織り体験教室の指導も続けている。
会場では、会員たちの手織り生地で仕上げた壁掛け、マフラー、帽子、ベストといった作品を展示するとともに、小物などをチャリティー販売。市民から寄贈された昔の銘仙の着物を紹介しているほか、機織り体験も受け付けている。
二十六日には市民モデルが伝統の銘仙を披露するファッションショーが行われる。
藤川さんは「会員たちの個性が出た作品がそろった。市民に見てもらうことで、織物の魅力を伝えていきたい」と話している。
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