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屑糸紡績所の歴史学ぶ 56人が建築構造など見学 高崎・新町
掲載日・2008/10/09
よみがえれ!新町紡績所の会(片桐庸夫会長)は高崎市の新町屑糸(くずいと)紡績所の見学会を開き、市内の二団体五十六人が貴重な建築物の歴史について理解を深めた。
見学会は紡績所の保存活動の一環で、歴史的価値を見直すのが狙い。団体などから要望があると、同会が紡績所の建築群のあるクラシエフーズ(旧カネボウフーズ)新町工場の許可を得て開催している。
見学したのは高崎地区更生保護女性会と市矢中公民館「高崎の歴史を学ぶ講座」の受講生。紡績所の会の役員が歴史や建てられた経緯、建物の構造などを説明すると、参加者は興味深かそうに聞き入っていた。
同会は十八日に個人を対象とした見学会を開く。問い合わせは同市新町商工会(電話0274・42・0930)へ。
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