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旧官営富岡製糸場の紙芝居を演じる今井さん
製糸場題材に紙芝居 前富岡市長安中で熱演
掲載日・2008/09/14
旧官営富岡製糸場の世界遺産登録運動を盛り上げる紙芝居「赤れんが物語」が十三日、安中市松井田町のおぎのやドライブイン横川店で披露された。演者は前富岡市長の今井清二郎さんで、旧製糸場建設当時の熱気を名調子で伝えた。
紙芝居は今井さんの脚本で富岡中央ロータリークラブが制作。富岡市内の啓発事業などで演じられているが、同店も「世界遺産登録のために協力したい」(山田克彦マネージャー)と、上演会場を提供。併せて店内に旧製糸場関係の展示コーナーを創設した。
今井さんは五部構成の物語のうち、建設当時の労苦や人間ドラマを紹介する第二部を演じた。施設構造などを説明しながら、「建設に使った杉はどこの木を使っていたかな」と、子供に語りかけるような名調子でクイズも出題、行楽客の視線をくぎ付けにした。
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