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蚕の生態、飼育法紹介　夏休み特別展　親子ら４３０人に講座　高崎・日本絹の里

掲載日・2008/07/21
　夏休み子供特別展「カイコと糸を吐く昆虫たち」の関連行事・カイコ飼育講座が二十日、高崎市金古町の県立日本絹の里で開かれ、家族連れら四百三十人が参加、蚕の生態や飼育方法を学んだ。クモなど糸を吐く昆虫を紹介した特別展は八月二十二日まで。

　同講座は、子供たちに蚕を飼育してもらい、糸の吐き方や繭の作り方など、その生態を知ってもらうのが目的。
　参加者は蚕（四齡三―四日）二十匹や人工飼料、飼育マニュアルなどの入った飼育セット（四百円）を購入。絹の里チーフディレクターの上野邦彦さんが生態や餌の与え方などを分かりやすく解説した。
　参加した子供たちは実物の蚕を珍しそうに観察しながら、上野さんの話を興味深そうに聞いていた。
　同講座は二十一日も開催される。