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富岡製糸場を見学する会員たち
古里の歴史と比較 伊勢崎の研究会が富岡製糸場など見学
掲載日・2008/00/00
郷土史研究に取り組んでいる伊勢崎市の三郷文化財研究会(細井邦一郎会長)の研修会が開かれ、三十人が富岡市の旧官営富岡製糸場と甘楽町の小幡地区などを見学した。
研修会では、まず官営の大規模工場として建設された同製糸場を訪問。明治時代前半に徳江八郎が伊勢崎に個人で創設した徳江製糸場と規模などを比較した。
続いて訪ねた小幡藩ゆかりの国峰城では、この城が一五九〇年の豊臣秀吉による小田原攻めの際、碓氷峠から侵攻した上杉、前田勢らにより落城した歴史を学習。同じ時代に攻防の舞台になった伊勢崎藩の赤石城との関連などについても調べた。
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