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シルクカントリー群馬
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シルクカントリー群馬イメージ
23日からベーカリーカフェとして生まれ変わる旧金谷レース工業鋸屋根工場
23日からベーカリーカフェとして生まれ変わる旧金谷レース工業鋸屋根工場

「鋸屋根」のカフェ完成 
    旧金谷レース工場を改装 23日開業前に披露 桐生の国登録有形文化財
掲載日・2008/04/21
 桐生市の国登録有形文化財で、市内唯一のれんが造りののこぎり屋根が残る旧金谷レース工業鋸(のこぎり)屋根工場(同市東久方町)に二十三日、ベーカリーカフェ「レンガ」が開業する。これに先立ち二十日、関係者を招いてお披露目を兼ねたオープニングパーティーが開かれた。

 築八十九年の同工場の保存活用に乗り出すのは同市のパン店、ルパン(同市西久方町、武田敏央社長)。同社は昨夏、同工場を取得、外観にちなみ店名を「レンガ」とした。最終的にギャラリーなども備える複合施設を目指す。
 同工場は「イギリス積み」と呼ばれるれんが工法を用い一九一九(大正八)年に完成。建築面積は約三百平方メートルで、四連ののこぎり屋根が残る。市内のシンボルの一つだったが担保物件として競売の手続きが進められていた。
 招待客はのこぎり屋根の雰囲気が残る店内を見学し、焼きたてのパンを味わっていた。パーティーは二十一日にも開かれる。
 武田社長は「皆さんに親しんでいただける場所にしたい。貴重な文化財を使って残したい」と話した。

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