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世界遺産登録「今は推進派」 知事
掲載日・2008/03/11
「(旧官営富岡製糸場などの世界遺産登録について)今はしっかりと推進の立場であります」。十日の県議会予算特別委員会で、県議時代に登録運動に否定的だったと指摘された大沢正明知事は照れくさそうにこう答弁し、委員の笑いを誘った。
大沢知事は、県議時代に盟友だった富岡市の岩井賢太郎市長が製糸場所有権の県移管を求めていたことなどを念頭に、当時の市の姿勢を「意外とバックを引いていた」と説明。その上で「地元の意見に多少同調していた」と当時の自身を振り返った。
委員会で“推進派を”あらためて宣言した大沢知事。登録に向けての行程表(ロードマップ)を作る方針も示した。
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