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シルクカントリー群馬
Silkcountry Gunma21
シルクカントリー群馬イメージ
来館30万人目になった宮下渉君 (左から4人目)
来館30万人目になった宮下渉君 (左から4人目)

「絹の里」入場30万人に 高崎
掲載日・2008/03/01
 高崎市金古町の日本絹の里の入場者が二十九日、開館から約十年で三十万人に達した。三十万人目となった同市山名町の宮下渉君(2)には、繭クラフトのブーケや記念品が贈られた。
 日本絹の里は一九九八年四月のオープン。蚕糸絹業の歴史や製品に関する展示をはじめ、機織りや繭クラフトなど各種教室を開いている。
 渉君は父親の典久さん(28)と母親の千春さん(26)、祖母の千代子さん(54)との来館で、突然の出来事に戸惑っていたものの、職員からブーケを渡されると満面の笑みを浮かべた。「びっくりした。人形展を見に初めて来たけど、本当によかった」と千代子さん。
 同館を管理運営する県蚕糸振興協会の清水隆一事務局長は「みなさんが関心を持ってくれて、ここまで順調にこれた。富岡製糸工場などの世界遺産登録の件もあるので、ほかの施設と連携を深めていきたい」と話している。

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