上毛新聞社「21世紀のシルクカントリー群馬」キャンペーン
岩井市長から花束を受け取る阿久津さん(中)と中村さん
見学者30万人突破 記念にシルク製品贈る 富岡製糸
掲載日・2007/11/05
富岡市の旧官営富岡製糸場で四日、市が管理を始めてからの見学者数が三十万人を突破した。記念セレモニーが開かれ、岩井賢太郎市長から埼玉県所沢市の中村順史さん(30)と富岡市中高瀬、阿久津典子さん(27)にシルク製品が贈られた。
二人は来年五月に結婚予定。阿久津さんは県外から帰郷して間もないため、「内部を見るのは初めて」と花束を手に笑顔を見せ、中村さんは「良い記念になった。富岡をもっと知ることができれば」と話していた。
製糸場は二〇〇五年十月から市が管理。世界遺産暫定リスト入りに伴い見学者が増え、今年二月に十万人、七月に二十万人に到達した。
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