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市内の景観資源の説明を受ける来場者
富岡で調査隊中間報告会 名所マップが好評
掲載日・2007/07/03
富岡市民でつくる景観資源調査隊の中間報告会が一日、同市のまちかど遊YOUプラザで開かれた。
調査隊は市が策定する景観計画に住民の意見を反映しようと、メンバー約三十人が、昨秋から景観資源の特性と問題点を調べている。報告会は「富岡製糸場と絹産業遺産群」が世界遺産暫定リストに記載されたことを記念して開かれた。
報告会では、過去五回のワークショップを経て作成した資料を展示し、来場者に解説する形式で行われた。
来場者約百人は妙義山や貫前神社、もみじ平の公共施設群など景観資源を記したマップを興味深そうに見学した。
調査隊は「今後は景観計画でも焦点となる、富岡製糸場の周辺を調査したい」としている。
年度末までに、有識者らでつくる計画策定委員会に報告する提言書をまとめる予定。
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