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講演やビデオ上映 絹産業遺産暫定リスト入り 3日から県庁
掲載日・2007/06/28
「富岡製糸場と絹産業遺産群」が世界遺産の暫定リストに記載されたことを受けて、県世界遺産推進室は七月三日から五日にかけて県庁で、講演会やビデオ上映などの記念イベントを開催する。
講演は五日午後六時から、県庁二階のビジターセンターで行う。近藤功・富岡製糸場世界遺産伝道師協会長が「昨日見てきたフランスの世界遺産」、松浦利隆・同室長が「ヨーロッパの産業遺産、見たり聞いたり」と題して、具体例を交えながらヨーロッパの世界遺産の現状や歴史的意義を語る。
県庁一階の県民ホールでは三日から五日まで、「世界遺産シアター」(各日午前九時―午後六時半)と「パネル展示」(三日午後五時―五日午後六時)を行う。
シアターは、TBSの番組「世界遺産」で放映された産業分野の遺産「アイアンブリッジ峡谷」「クレスピ・ダッタ」「セメリング鉄道」などの映像を大型テレビで上映。パネル展示では旧官営富岡製糸場の建設時や六合・赤岩養蚕農家群の昭和二十、三十年代の写真などを展示する。
いずれも入場無料。申し込み不要。問い合わせは、同室(電話027・226・2328)へ。
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