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風を切り、渡し船を楽しむ親子連れ=伊勢崎市境島村・島村の渡し
貴重な水辺環境や養蚕の歴史再認識 島村で渡船フェスタ 伊勢崎・境
掲載日・2007/05/21
島村渡船フェスタが二十日、伊勢崎市境島村の利根川左岸にある島村渡船乗り場で行われた。強風のため終了時間を一時間早めたが、渡船の乗船などさまざまなイベントに多くの人が訪れた。
フェスタは、江戸時代中期に始まったと伝えられる「島村の渡し」を知ってもらうことで、貴重な水辺環境と歴史を再認識してもらおうと、毎年行われている。今回が十二回目。
渡船は行列ができるほどの人気となり、救命胴衣を着けた家族連れらが利根川を渡る渡船を楽しんでいた。
今年はぐんま島村蚕種の会が対岸の境島村地区に残る大型養蚕農家を案内。渡船で渡った人の中には、養蚕農家や蚕種で栄えた島村の歴史を刻んだ沿革碑を見学して郷土の歴史を学んだ人もいた。
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