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シルクカントリー群馬
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シルクカントリー群馬イメージ
多くの養蚕・糸引き用具を展示している「甘楽の養蚕展」
多くの養蚕・糸引き用具を展示している「甘楽の養蚕展」

伝統の養蚕用具展示 甘楽町歴史民俗資料館 県産品種の繭、糸も
掲載日・2007/04/19
 伝統的な養蚕・糸引き用具を集めた「甘楽の養蚕展」が、甘楽町歴史民俗資料館で開かれている。一部の用具や繭、糸に直接触れることもでき、来館者が絹の感触を楽しんでいる。
 資料館の建物は、世界遺産の暫定リスト入りする「富岡製糸場と絹産業遺産群」の一つ、旧甘楽社小幡組倉庫。展示会は、追加記載決定を記念する企画展として開いた。
 館の所蔵品や町内の元農家からの寄贈品を中心に、蚕種、掃き立て、桑摘み、給桑、上じょう簇ぞく、収繭、貯蔵・出荷、糸引きなど一連の作業に使った用具を並べ、参考資料も展示している。
 県産品種「ぐんま黄金」「新青白」などの繭、糸の見本があり、会場で蚕から繭への飼育も行っている。
 六月いっぱいの予定。午前九時―午後四時半。月曜休館(祝日の場合は翌日)。入館料は一般二百円、小中学生百円。

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