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「解説員の会」設立総会であいさつする役員
「解説員の会」設立総会であいさつする役員

「解説員の会」が発足 世界遺産登録に向け 研修し親ぼく深める 富岡製糸場
掲載日・2007/04/17
 富岡市の旧官営富岡製糸場で見学者向けの解説にあたるボランティアは十六日、「解説員の会」を発足した。同製糸場の世界遺産暫定リスト入りが決まったことを受け、本登録に向けて研修を行い親ぼくを深めていく。
 同日、同製糸場で開いた設立総会で、矢野義郎さん(80)=同市富岡=を会長とする役員人事を決め、最初の研修として、市立美術博物館の今井幹夫館長から「富岡製糸場創設に関かかわった主な人々」の講演を聞いた。
 解説員は三十―八十歳代の五十六人。東繭倉庫、繰糸場など一時間のコースを交代で解説するほか、団体予約があった際にも対応している。
 市は「産業遺産としての価値、歴史を知ってもらうためには解説員の活動が重要。(会設立で)組織として、新たな姿勢が出てくることに期待したい」としている。

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