上毛新聞社「21世紀のシルクカントリー群馬」キャンペーン
桑畑予定地に苗を仮植する「おかいこ部会員」
桑畑候補地に500本 養蚕復活へ苗仮植 世界遺産候補地六合・赤岩地区
掲載日・2007/03/28
国の重要伝統的建造物群保存地区に選定され、世界遺産候補地の一つになっている六合村赤岩地区で二十六日、養蚕作業に必要な桑の苗五百本が富岡市の苗木業者から届いた。赤岩ふれあいの里委員会「おかいこ部会」(安原繁安部会長)のメンバーが桑畑候補地の一角に苗を仮植した。
同委員会は今年、二十年ぶりに養蚕を復活させ、夏に千―二千匹の蚕を飼育する。当面は同地区に残っていた桑畑を整備し、蚕の餌を確保するが、三年後を目標に新たな桑畑を作り、本格的な養蚕に取り組むことにしている。
同部会は四月十五日、桑畑候補地に五百本の苗を植える計画で、養蚕に興味を持つボランティアを募集している。
問い合わせは赤岩ふれあいの里委員会(電話0279・95・3008)へ。
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------