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トークショーなどで盛り上がった市民の会
映画、富岡物語「朝日のあたる町・シルキーラブ」を応援する市民の会が出演者らによるトークショー
掲載日・2007/03/05
映画、富岡物語「朝日のあたる町・シルキーラブ」応援する市民の会(主催・同映画製作準備委員会)が四日、富岡市七日市の市生涯学習センターで開かれ、聴衆四百五十人を前に、出演俳優と製作関係者らが映画にかける熱い思いを語った。
同映画は、富岡市出身でプロデューサーの近藤治夫さんが製作の指揮をとる。「富岡製糸場と絹産業遺産群」の世界遺産登録運動を側面支援する狙いも込められている。
同映画は、現代の富岡市に、同製糸場操業に携わったフランス人の子孫の女性が訪れるところから始まる。同製糸場や市内での撮影も行う。女優の田中好子さんや風見章子さんらが出演する予定。
近藤さんは「世界に出ていくような映画にしたい」とあいさつ。トークショーでは出演女優の白石奈緒美さんが「古来、日本の宝だった絹の価値を再確認できる映画に出演できてうれしい」と話した。また、同市出身で映画の振り付けを担当する小井戸秀宅さんは「映画で懐かしく、素晴らしい上州富岡を紹介したい」と意気込んだ。
同映画製作準備委員会は今月中に、現地事務所を設立したいという。
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