上毛新聞社「21世紀のシルクカントリー群馬」キャンペーン

シルクカントリー群馬
Silkcountry Gunma21
シルクカントリー群馬イメージ
好みの枝に繭玉を飾り付ける参加者
好みの枝に繭玉を飾り付ける参加者

繭玉飾り楽しむ 農家の風習体験 親子ら40人けんちん汁など試食
掲載日2011/01/18

安中市教委の繭玉飾り作り講座が15日、同市学習の森ふるさと学習館で開かれ、親子連れや小学生約40人が米粉の団子で木の枝を飾り、繭の豊作を祈る農家の風習を体験した。
最初に元同市文化財調査委員の阪本英一さんが、各地に伝わる繭玉の種類や伝統行事について解説。「米粉をこねて丸めたものを正月は団子と言わず、繭玉といい、ゆでたり、ふかしたりする。ゆでた汁は家の周りにまいてヘビやムカデよけにした」などと語った。
参加者は好みの枝を選んで繭玉で飾り、養蚕地域の冬の風物詩を満喫した。けんちん汁やみそ田楽の試食会もあった。

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