暖かい空気の影響で、18日は東北や関東甲信など広い範囲で気温が上昇した。岩手県釜石市と福島県浪江町で31・2度など、33地点で最高気温が30度以上の真夏日となり、7月下旬並みや8月上旬並みの地域が相次いだ。東京都心も27・1度と平年より3度以上高くなった。暑さにまだ体が慣れていない時期のため、熱中症への対策など健康管理に注意が必要だ。
気象庁によると、高気圧の縁を回る暖かく湿った空気が南西から日本付近に流れ込んだ。19日は暑さが和らぐ地域もあるが、20日ごろから西日本も含めた広い範囲で気温が高くなる見通し。
暖かい空気の影響で気温が上昇した東京・日本橋を歩く人たち=18日午後