《尾瀬国立公園１０年》節目のサミット　意見発表や式典　30、31日に片品

　尾瀬保護財団（理事長・大沢正明知事）は17日、本県と福島、新潟の３県知事が片品村に集う尾瀬サミット２０１７（30、31日）の開催概要を発表した。尾瀬国立公園が日光国立公園から分離・独立して10年の節目となるのに合わせ、若者の意見発表や記念式典などを一般公開して実施する。
　尾瀬ぷらり館を会場とする30日を公開し、関係市町村が地元産品を振る舞ったり、小中学生対象の県事業「尾瀬学校」を経験した大学生らが自然保護や適正利用などに関する考えを発表する。終了後に10周年記念式典を開き、先着２００人に記念品を配布する。
　31日は関係者が尾瀬で自然観察後、知事や財団役員が意見交換する。財団運営を資金面で支える「友の会」の特別会員らも参加して、尾瀬の今後について意見を交わす。
　尾瀬国立公園は栃木を加えた４県にまたがる。07年８月30日に29番目の国立公園になった。